アンチエイジング法

アンチエイジングの基本は、食生活をはじめとする、生活習慣を整えることです。
具体的には、次のようなことを心がけましょう。

1 良質な睡眠
○呼吸法やイメージングなどを活用して、睡眠前のストレス軽減を心がけます。
○夜11時までに睡眠にはいれるよう心掛け、7~8時間程度の睡眠をとるようにします。

2 良質な食事
 食事の基本は、暴飲暴食をさけ、着色剤・防腐剤などのケミカル製品(物質)の摂取は極力さけ、緑黄色野菜や原型を保った食材を、可能なものは皮ごと食べることに加え、できるだけ多くの種類の食材を少しずつ、その日のうちに摂るようにします。
そして、食材を十分に噛みながらゆっくり摂ることです。
○朝はできるだけ多くの種類の食材を摂り、昼は炭水化物を中心に少食を心がけ、夜は、たんぱく質を中心に少食を心がけます。
 つまり、一日の食事量を10とすれば、朝4:昼3:夜3になるように食事を摂るのがよいでしょう。
○食事の最初は、野菜や海藻など繊維の多い食材から食べるようにします。
○そして、当会が勧める野菜スープや健康野菜食を一日一度は摂ることです。
   基本的な野菜スープの作り方
   1. タマネギ、人参、キャベツ、カボチャ、豆苗、セロリと葉、トマトを合わせて300~400gほどよく洗っておきます。
     (タマネギのかわりにニンニクや長ネギやネギを使うのも良いでしょう。)
   2. 各食材を食べやすい大きさに切り、野菜くずまで使います。(人参は皮をむかない)。
   3. 鍋に野菜を入れ、水を900~1000ml注ぎ、ふたをして火にかけます。
   4. そして、沸騰直前に火を弱め約30~40分煮ればできあがりです。
   この、野菜スープに含まれるファイトケミカルが排泄作用を高め、腸の善玉菌を活性化させ免疫力や新陳代謝を高めます。
   健康野菜食は、野菜スープに柔らかく焚いた玄米を適量加えたものです。

3 良質な生活習慣
 良質な生活習慣を心がけるとなると、先にも述べた食生活をはじめ、ストレス低減や適度な運動、飲酒、そして必ず喫煙を控えるなど、多岐にわたって生活を整える必要があります。
○適度な運動を心がけます。
 適度な運動というのは、人によってまちまちです。ですから、まずはラジオ体操1,2を毎日行い、それ以上はご自身の体力に合わせ、ストレッチなり、ジョギングなり、太極拳、その他を行うとよいでしょう。
○たばこは必ず控えます。
○お酒は適量を心がけ、休肝日をもうけましょう。
○ストレス解消を心がけます。
 趣味やイメージング(イメージトレーニング)や適度の運動を行うことで、ストレスの低減につとめましょう。

若返り法(バイタルエッセンスAAの飲用)
 アンチエイジング法の1~3までの項目を実行しても十分な効果を感じない方は、若返りサプリメントの飲用による若返り法を検討されてはいかがでしょう。
 これまでの研究から、私達人間がもつサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)に直接作用して、老化の進行を逆行させたり、遅らせることで、若々しく健康な状態を長期にわたって保たせる数種類の分子がわかってきました。
これらの分子や身体に必要な栄養素をバランスよく含む、サプリメントをご希望の方に有償にて提供いたします。
なお、このサプリメントを効果的に活用していただくために、老化の進行度に合わせた飲用量をもうけています。
飲用される方は、ご自身の状況、状態に合わせてご使用ください。
 また、サプリメントは基本的には食品ですから、いつ飲んでも構いませんが、1日1回なら夕方に、1日に2回なら朝夕にお飲みいただくとよいでしょう。

老化には4つのステージ
 私は、老化には大きく分けて4つのステージがあると考えています。
そして、
ステージ1(~30歳)は、私達人間が成熟して徐々に衰えを感じ始める30歳位の時期です。
 この時期から、アンチエイジング法や若返り法を実践できれば、若々しく健康な状態を長く保てます。
そして、この時期であれば、若返りに必要なサプリメントは、基本的には不要か、必要な方でも1日1個でしょう。

ステージ2(~50歳)は、私達人間が50歳を迎えるころです。
 人は、このころになると細胞の核とミトコンドリアにあるDNAが正しいコミュニケーションを取れなくなることがわかっています。そして、そのことが原因で、DNAの読み取り方が変わってしまい、老化が急速に進むのです。
この時期からでも、アンチエイジング法や若返り法を十分に実践できれば、かなりの若返りが可能です。
そして、この時期であれば、必要な若返りサプリメントは、1日1~2個でしょう。

ステージ3(~70歳)は、私達人間が70歳を迎えるころです。
 人は、このころになると身体のあちらこちらに不調や故障をもつようになり、身体の衰えを強く感じ始めます。
この時期から若返りを実践するなら、アンチエイジング法の各項目をかなり頑張らなくてはなりません。
そして若返りサプリメントも、1日2~3個が必要でしょう。

ステージ4(~90歳~)は、私達人間がもっと年をとり、90歳を超えるころです。
 人は、このころになると、ミトコンドリアDNAの突然変異や、不完全なタンパク質が増えたり、寿命と関係するテロメア(細胞が分裂するたびに減少していく遺伝子)にもいろいろなことが起こり、後戻りは難しくなります。
 ですから、この時期から若返りを実践するとなると、アンチエイジング法の各項目を徹底して頑張らなくてはなりません。
そして若返りサプリメントも、1日3~6個と多量に必要でしょう。

 このように、現段階での技術や方法では、私達が90歳になる前のできるだけ早い時期にアンチエイジング法や若返り法を実践する必要があるのです。
あまりにも年をとってからでは、壮年や、中年のときと比べると、はるかに難しくなります。
 そして、現段階での技術や方法では、不老不死にはたどり着けません。しかし、適度な時期に若返り法を始めれば、若々しさを長く保てるとともに、寿命は20~30年くらい延ばせるでしょう。
またアルツハイマー病や二型糖尿病、あるいは、老化と深く結びついている身体不調の改善や病の予防にも、これまで述べてきたアンチエイジング法や若返り法が非常に効果的です。
つまり、生活習慣を整え良質な栄養素をバランスよく摂ると共に、サーチュイン遺伝子を活性化できれば、老化の進行を逆行させたり、遅らせることが可能になるため、老化が主因となる病の発症を防ぐことができるのです。

 

老化と遺伝子
 生物は生を受けた時点で、いずれ死を迎える宿命をもっています。
私達も同様に、成熟を向かえた後は、歳を重ねるごとに衰え、病気にかかりやすくなり、残された時間は刻一刻とけずられ、やがて死にいたります。
 その一方で、いつまでも若く長生きしたいというのは人間の根源的な願望でしょう。
秦の始皇帝も不老不死の薬を生涯追い求めました。日本でも、竹取物語に不死の薬はでてきます。西洋では、不死鳥や生命の泉などの神話や伝説が広く伝わっています。
 このように、老化防止は人類が切望する最重要課題です。
ですから、わが国でも国を挙げて、老化の研究が進められています。
 そして、最近になって、生物の体内にある遺伝子が、老化現象に深く関わっていることがわかってきました。遺伝子の本体は、DNA(デオキシリボ核酸)と呼ばれる細長い糸のような物質です。
このDNAは、四種類(A:アデニン,G:グアニン,C:シトシン,T:チミン)の塩基が右巻きに並んだ二重らせん構造をしています。そして、この塩基の並び方が、遺伝情報となるのです。
 この遺伝子(DNA)は、すべての生物の細胞に含まれ、生物の生命維持や、身体の再生はこのDNAがもつ遺伝子情報により行われます。つまり、DNAは生物の設計図です。
そして、この遺伝子(DNA)の中に老化を遅らせる遺伝子があることがわかってきました。

 では、人類が切望する老化を遅らせる遺伝子とはどのようなものでしょう。
それをお話しする前に、老化について少しお話ししましょう。

老化の原因
 老化は、複数のことがらが遺伝子に作用することで起こると考えられています。
つまり、老化は遺伝子によってコントロールされていると考えられるわけです。

プログラム説
 そのひとつは、プログラム説と呼ばれるものです。成熟や老化や死は、あらかじめ遺伝情報としてDNAに組み込まれており、そのプログラムにしたがって一定の順序で起こるというものです。
 このことは、長生きの家系や早老症あるいは、一卵性双生児の寿命の一致率が高いことからも明らかです。
これらのことは、遺伝子に老化のプログラムが存在していることを示しています。
 また、身体をつくる細胞は、分裂回数が有限であることからも、遺伝子が老化を支配していると考えられます。

エラー説
 もうひとつは、エラー説と呼ばれるものです。生命の維持に欠かせない遺伝子の自己増殖のプロセスが、時がたつにつれエラーを生じることが、容姿の衰えや老化の原因になるというものです。
 たとえば、放射線や紫外線によりDNAに、キズが生じたり、鎖が切られたりしても、生物には、これを修復する機能をもつ酵素があります。
 ところがこの酵素の機能は加齢と共に低下します。その結果、DNAの誤りはどんどん蓄積されていき、最後に破綻してしまいます。つまり、死に至るわけです。

 そして、環境が寿命を左右することも確かです。つまり、悪しき環境や生活習慣が、体内の活性酸素の増加や糖化を促進させDNAを傷つけ、エラーを生じさせたり、代謝を狂わせるからです。

活性酸素
 私達人間は、呼吸によって取り込んだ酸素を使って、脂肪や糖分を燃やし、エネルギーを作り出しています。ところが、その過程で、2%程度の活性酸素が発生します。
 この活性酸素は、激しい酸化力をもつため、体内の脂質を酸化(変質)させます。この体内の脂質の酸化は、身体の錆とも呼ばれ、老化を早める原因になります。
 私達の身体の中には、この錆を防ぐための酵素(SOD:スーパーオキシドディスムターゼ)が存在しますが、この酵素は、40代を過ぎると大幅に減少します。
 ですから、老化を防ぐには、この酵素の減少を抑えるとともに、この酵素に似た働きをする抗酸化物質(ビタミンC、E、βカロチン、ポリフェノールなどの生理活性物質)を、食事により積極的に取り入れる必要があります。
 つまり、緑黄色野菜や果物を毎日の食事に欠かさず取り入れることが必要です。
ところで、ポリフェノールなどの生理活性物質をファイトケミカルと言いますが、これは自然界にある栄養成分で化学合成されたものではありません。

糖化
 そして、活性酸素以上に注意しなければならないものに、糖化があります。
糖化とは、私達の身体の主要な構成成分であるたんぱく質と、糖質が結合してAGEs(糖化最終生成物)が作られる現象です。
 つまり、体内のたんぱく質が食事などで摂取した糖と結びつくと、たんぱく質の糖化が起こります。
そして糖化が起こる過程で、さまざまな代謝が阻害され、身体不調や病が引き起こされます。
そして、糖化したたんぱく質が体内に溜まれば溜まるほど、老化が早まります。
 糖化を防ぐには、まず、糖質を摂りすぎないようにします。そして、ゆっくり時間をかけて食事をするようにします。
 これは、脳が糖質を十分に摂ったと感じるまでに、約20分の時間を要するためです。
脳が満腹と感じれば、それ以上食べることを制限できるため、糖の過剰摂取を防ぐことができます。

ホルモン
 私私達の身体は、種々のホルモンによってコントロールされています。中でも、老化防止に重要な働きをしているものが、成長ホルモンです。
 この成長ホルモンは、大人になっても一定量が分泌されていて、健康や若さを保つうえで重要な働きをしています。ところが、40歳ころになると、この成長ホルモンの分泌が大幅に減ってしまい、老化が早まるのです。
 ですから、老化防止には、この成長ホルモンの分泌を高めることが必要です。
それには、まず、良質な栄養素をバランスよく摂ることです。
 というのも、ホルモンに限らず、生体物質を作るには良質の栄養素が多量に必要だからです。
そして、睡眠の質を高めることが非常に重要です。というのも、成長ホルモンは、睡眠後2時間程度でおとずれる深い眠り(ノンレム睡眠)の時に多く分泌されます。
 また、この成長ホルモンは、夜の10時位から2時位までの間がもっとも多く分泌されることから、夜はできるだけ、11時までに睡眠に入ることがよいのです。
 もちろん、良質な睡眠には、ストレスの低減が重要です。
このように老化を遅らせるには、日頃の食生活や生活習慣が非常に大切なのです。

そして、次に述べることが、老化を遅らせるうえで、非常に重要なものです。
 私達人間の老化には、細胞内のミトコンドリアの働きが深く関わっています。
このミトコンドリアは、それ自身が独自のDNAを持ち、呼吸を行うことで細胞にエネルギーを供給する役割を担っています。
 ところが、私達人間が歳を重ねるほどに、ミトコンドリアの機能は衰えます。
その結果、老化を初め、老化が主因となる病(アルツハイマー病、糖尿病、神経変性症、循環器病変など)にかかりやすくなります。

ミトコンドリア
 生後6カ月の若いマウスと、22カ月の年老いたマウスの骨格筋の細胞内における遺伝子情報を運んでいるメッセンジャーRNAの値を調べたところ、若いマウスと年老いたマウスでは、それほど差がありません。
 一方、それとは対照的に、ミトコンドリア内のメッセンジャーRNAの値は、歳ととともに低くなっています。
このことは、ミトコンドリアの衰えこそが老化の原因であると考えられます。
 そして、これまでの研究から後に述べるサーチュイン遺伝子が、細胞内のミトコンドリアの活性化に深く関わっていることがわかってきました。
 つまり、ミトコンドリアの活性度は、サーチュイン遺伝子の働きに左右され、活性化が十分であれば、老化は抑えられると考えられます。

 では、老化を遅らせる働きをもつサーチュイン遺伝子や、その遺伝子を活性化させるNADやNMN分子について少し詳しくお話ししましょう。

サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)
 サーチュイン遺伝子とは、老化のスピードをコントロールする遺伝子のことです。この遺伝子は、2000年のころに発見され、全部で7種類あることがわかっています。
 そして、このサーチュイン遺伝子を活性化させると、寿命が20~30%延び、老化が主因となる病の発症が遅らせられることがわかりました。
 ところが、このサーチュイン遺伝子は、普段の生活では殆ど機能することがありません。
ですから、老化防止のためには是非、このサーチュイン遺伝子を活性化させることが必要なのです。
そして、これまでの研究から、サーチュイン遺伝子は、次のようなことで、活性化することがわかってきました。

カロリー
 その一つは、カロリー不足などの環境ストレス下に置かれ続けると活性化します。
平成29年7月18日に亡くなられた。1911年生まれで聖路加病院理事長の日野原重明先生は、小食で有名でした。彼は、一日の消費カロリーより、多い量の栄養分を摂らなかったそうです。
 つまり、日野原先生のモットーは、腹七分目だったそうです。これは、一般の人からすれば飢餓状態に近いと言えますが、日野原先生の明晰な頭脳と行動力は、105歳を過ぎても、現役の医師としての診療や講演会や執筆活動など、多忙な生活に現れていました。
 このように、日頃から暴飲暴食を控え、食事の量(カロリー)を抑え続ければ、サーチュイン遺伝子が活性化するのです。
 あなたも、食事の質を高める工夫をし、カロリーを極力制限し続ければ、あなたのサーチュイン遺伝子も活性化するかもしれません。

レスベラトロール
 サーチュイン遺伝子を活性化させるもう一つの方法は、ポリフェノールの一種であるレスベラトローを摂取することです。
 つまり、カロリー制限をしなくても、レスベラトロールを適量とれば、サーチュイン遺伝子が活性化します。このレスベラトロールは、葡萄の皮・種・葉・茎、赤ワイン、ピーナッツの渋皮、ザクロ、イチゴ、りんごの皮などに含まれています。
 ところが、レスベラトロールの中でも、サーチュイン遺伝子の活性化に作用するタイプは、トランスレスベラトロールやビニフェリンなど特定の構造をもつものだけです。
他のさまざまな植物由来のレスベラトロールについては、研究が進んでいないため、その作用が明らかではありません。

NAD(ナッド)
 そして、サーチュイン遺伝子を直接活性化させているものが、NAD(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド)と呼ばれる分子です。
 このNAD分子は、サーチュイン遺伝子を活性化させる能力が、レスベラトロールよりも非常に高いものです。そして、私達人間の老化防止にとって決定的に重要なものは、NADの量であり、その減少こそが、加齢による心身の衰えの主原因です。
 そして、このNADの増加に作用するNADの中間代謝産物であるNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)が、注目されています。
 というのも、NMNを適量摂取すると、体内NADが増加するからです。

NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド:Nicotinamide Mono Nucleotide)
 先にも述べたように、老化防止に直接働くサーチュイン遺伝子を高度に活性化させるNADの働きがわかってきました。そして、このNADを増加させる働きをもつ分子化合物が、NMNです。
 このNMNは、あらゆる生物の細胞に存在しており、生物の生命維持に必須の分子です。ところが、このNMNは加齢とともに減少します。
 このNMNが減少すると、身体を修復する機能が小さくなり、やがて失われます。
筋肉が弱くなるのも、記憶が弱くなるのも、これが主因です。
 ですから、体内のNMNの量を若いときと同じレベルに戻せば、老化を遅らせ、若々しさを保てると考えられることから、日本をはじめ諸外国で研究が行われています。
たとえば、ハーバード大学医学部のデビッド・シンクレア(David Sinclair)教授が行った、マウスを使った実験では、
 1、マウスにNMNを投与したら寿命が15~20%延びる
 2、糖尿病のマウスにNMNを投与したら、血糖値が正常になった
 3、生後22カ月(人間では60歳)のマウスにNMNを投与したら、筋肉細胞が生後6カ月(人間では20歳)の状態になった。
 このように、これまでの研究や実験結果から、NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、Ⅱ型糖尿病やアルツハイマー、循環器、肝臓、腎臓、神経変性などの老化が主因となる身体不調や疾患に対しても効果があると共に、劇的な若返りが見込めることが明らかになりました。
 この、若返り効果の具体的なメカニズムに関して、現在詳細な研究が行われていますが、NMNの老化防止・若返りのメカニズムは、NMNが、体内NADを増加させる事で起こると考えられています。
 つまり、増加したNADが、サーチュイン遺伝子を活性化させることで、劇的な糖尿病の改善(膵臓の機能回復)や筋肉をはじめとする各組織の若返りを、引き起こすのでしょう。
 今後これらの研究がさらに進み、私たちの寿命が飛躍的に延びるような時代が来るでしょう。
そして近い将来、人類の平均寿命は100歳以上になり、120歳以上生きる人も多数出てくるでしょう。

 現在、私達の研究室では、老化に関わるサーチュイン遺伝子やDNAのキズやエラーを修復させる酵素の活性化、さらには脊髄での幹細胞の増殖に関わる研究を精力的に進めています。
 そして、これらの研究が進めば単に寿命を延ばすだけでなく、若々しい容姿を保ったまま、歳を重ねられるようになるでしょう。そして、それには、まず、遺伝子(DNA)の傷やエラーを完全に修復させることが必要です。
わかりやすく言えば、私達人間(生物)は、自分自身の細胞を作り変えながら生きています。
 ところが、この細胞を作り変えるときに生物の設計図である遺伝子(DNA)を、鏡に映すようにして、遺伝子情報を読み取ります。
このとき、鏡に写す遺伝子に傷や汚れがあると考えればわかりやすいでしょう。
 つまり、その傷や汚れが、次の細胞に書き込まれてしまうのです。このようなことが、繰り返されることで、新たに複製された細胞は少しずつ劣化していくのです。
 もちろん、体内にはこの遺伝子の傷や汚れを修復させる酵素がありますが、この酵素の働きは先に述べた種々の事柄が原因で衰えていくのです。つまり、容姿が衰えるのです。
 これまでの研究から、老化を遅らせ、20~30%程度、若返りがはたせることが出来るようになりました。
今後、これらの研究が更に進めば、いずれ若々しさを保つと共に不老不死も夢ではなくなるでしょう。

私の場合
 私は今73歳ですが、1997年より、NMNをはじめとする数種類の有効成分を含むアンチエイジングAAの飲用を私や家族や有志の方々で、続けながら、飛躍的に若返るに必要な、摂取量を調べてきました。
 つまり、どの程度、飲用し続ければ若返るのか、そしてその効果を最大限に発揮させるに必要な量を、数ヶ月・数年単位で飲用量を調整しながら調べてきたのです。
そして、その成果を老化のステージに示しています。
 一方、マウスを使った実験では、すでに若返りに成功しています。人間で言えば60歳の体が20歳位の体になったわけです。
 といっても、これほどの若返りを私達人間で実現するには、未だ明らかでないことが多いことから、容姿を含めた若返りが、実現できる時期がいつなのかが明らかではありません。
 しかし、その一方で、筋肉や各臓器の若返りについては実現可能です。つまり、筋肉の老化を完全に逆行させることができます。
 私の場合、バイタルエッセンスAAを摂取し始めて四週目くらいから若返ってきた(身体がかるい、目覚めが良い、頭がさえる)と感じ始めました。そして、非常にパワフルだと感じています。
 そして、八週を過ぎるころから、皮膚の状態(しわやハリ)がよくなってきたようです。あれから、20数年アンチエイジングプログラムを実行してきた結果、同年輩の人に比べかなり若々しいと人様から言われています。目も、いまだに裸眼です。
 また、私は長年、診療の傍ら、夜は研究室にこもっての生活ですが、若返り用のバイタルエッセンスAAの飲用を続けた結果、若いころのように徹夜があまり気になりません。
 その一例が、徹夜明けでのかなり難しい手術でも、あまり疲れもなく平気でこなせるようになっていることです。つまり、若かったころのように無理がきくようになってきたことです。
そして今後は、私がどの程度の期間、老化を遅らせ若々しさを保てるかを調べてまいります。

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